職場の態勢｜株式会社松本電子工業　新卒・中途採用サイト

北九州の「松本電子工業」が行う製品開発についてお伝えします。「現場がどのような態勢で仕事に臨んでいるのか？」「具体的に開発・設計しているものは？」といった情報を記載していますので、ぜひご覧ください。

製品製作について

お問い合わせから納品まで、すべてを自社一貫で行うからこそ、当社はこれまで多くの技術・ノウハウを得られてきました。製品の設計から部品調達や組立、試験にいたるまで、すべての工程において常にお客様の視点を意識しながら工夫を凝らします。「お客様は何を望んでいらっしゃるのか……」この想いをいつも胸に、業務へと取り組んでいます。

お客様や業界のニーズを調査して、ニーズに沿う製品を開発します。近年の製品開発の例をご紹介します。お客様にラインを流れる鋼板を目視で確認したいというご要望があり、当社が開発したLED式ストロボ装置です。この製品は、一定の速さで流れる鋼板に向けてストロボ発光するLED光を照射することで、目視で鋼板の状態を見やすくするというものです。この開発の際はお客様に使用感想を聞きながら試作を繰り返して、更にお客様の満足を得られるようブラッシュアップして製品が完成しました。

また、当社に新技術が必要と判断した場合も開発を行います。その過程の試行錯誤で技術を蓄積していきます。現在当社はロボットSI事業に挑戦中で、その一環でロボット制御技術の更なる習得を目的に3Dセンサと連携したロボットシステムの開発を行っております。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

システム設計	ハードウェア	ソフトウェア
1軸から多軸ロボットを応用した自動化機器の設計自動検査装置、計測装置およびシステム設計	アナログおよびデジタルの電子回路設計 3DCAD（ProE）を用いた高密度機器の設計 FPGAを応用した回路設計	PC・マイコン・PLCなどを使用言語：C、C＋＋、VB.net(WindowsOS) PLC：三菱、横河、安川電機 FPGA：Verilog、VHDL

主に開発している検出・測定装置としては、高速画像処理システム、超微小孔検出器、3次元測定装置などが挙げられます。高い性能を発揮するのはもちろん、省力化・自動化を実現するさまざまな工夫が実装されているため、生産性向上やコストカットにも効果があります。まさに、当社の目指すサービスを体現するプロダクトと言えます。

製品開発事例

当社はこれまでピンホールの検出や製品の欠陥の検出、製品形状の測定を可能にする検査機器を開発してきました。なお、単に製造したものをお渡しするのではなく、お客様のご要望に合わせ、ラインの速度や検出精度、形状などを細かくカスタム。システム全体での設計をお引き受けする場合もあります。近年では産業用ロボットを用いたセルシステムの設計・製作を行っており、今後ロボットを用いたシステムに力を入れていきたいと考えております。